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2016年9月25日 (日)

大台ケ原ヒルクライム2016参戦記・その2(レース)

お腹を下すこともなくスタートにつけた。

7時にレース開始なので6時半頃にはスタート位置に集合となる。すでに選手でいっぱい。
レースは、チームとMTB、レディースが一番前で、その後ろに、チャンピオンが並び、ロード一般は5グループに分かれる。それぞれ2分おきにスタートする。

通常のヒルクライムと違っているのが、年齢別カテゴリーごとにグループ分けするのではなく、年齢は関係なく5つのグループに分けられているということ。同じ年代のライバルは全然わからないけど、若い人達と混走するので後半のスピード区間でその人たちのペースに乗れると、我々エルダーな選手は有利な展開もある。「おーい、若いの、ジジイを引いてくれ!」って感じ。
ついでに言うと、年齢分けも変わっていて、30代40代、50代、という年齢分けでなく、36~45、46~55、56歳以上という区切りになる。ですから、私が57歳ですが、ちょうど僕くらいの年齢だと、50代の中ではだんだん上位が厳しくなってくるけど、56からは最年長カテゴリーに上がったばかりなので断然有利だ。まあ、60超えても強い人はいるけどね。

朝、気づいたのですが、サイクルコンピューターのパワー表示が出なくなっている。何回か立ち上げ直してもダメ。もー、肝心なところで役に立たない。オレと一緒か!
ケイデンスもワットメーターで取っているので、ケイデンスが分からず、心拍計は使わなくなっているので、タイムと距離を確認するだけのメーターになってしまった。

レースの時にあえてWメーターを隠すという選手もいるくらいだから、体の感覚で頑張れば案外大丈夫かもしれん、と諦めてここもポジティブに・・・いろいろプロブレムが出てくるなぁ。

最初のグループがスタートと同時に狼煙が上がり、ドローンが空撮しているのが見え、次はいよいよ第1グループのスタート。

スタートから8kmは平坦で細い村の中を通り、川沿いに緩やかに登り始める高速コース。

ここではあまり足を使いたくないけど、棒状に伸びた選手の列についていきたい。知らないあいだに中切れもあるのでできるだけ前へいきたいところ。去年はたしか第5グループだったけど、去年よりペースが早く感じる。なるべく軽く回したいところだけど、それでも踏み込まないと中ギレしそうになる。ヒルクラよりロードレースの雰囲気。

同じグループになった、寺さん、クスさん、O西さん、ローズH瀬が端から前へ上がっているのが見えた。私は反対の端にポジションしていたので、後ろに乗ることはできなかったけど焦らない、焦らない。

途中、道の端に止まっているクスさんと、O西さんを抜く。パンク?と声をかけた。2人で立っていたので、どちらかがパンクしてアシストがホイールを交換しているのかと思ってしまった。おりしもブエルタ・エスパーニャという世界で3本の指に入るビッグレースが終わったばかりでイメージがダブるけど、そんな訳はなかったみたいで、2人仲良くパンクしたようだ。

激坂区間が始まる前くらいから少しずつ登りが始まる。事前にフレームに貼っておいた去年の通過タイムを確認すると1、2分遅い。こりゃ、あかん。挽回せにゃ!

後で確認すると、ここまで1分程度去年より良かったみたいで、タイムを見るポイントがずれていたのかも知れない。そんなことも分からないのでとにかく前を目指す。

激坂区間は7.5kmで710m登る。激坂区間賞が設定されているけど、年齢別表彰はないので我々エルダーにはほとんど関係はない。

平均斜度は10%だが、15%が長く続き所々で緩やかになる、というイメージで、我慢のヒルクライム。ケイデンスも多分50rpmくらいまで落ちているんじゃないかな。前からマウンテンや、レディースが落ちてくるのでひとりひとりパス。第1グループは前に選手が少ないので後ろのグループよりは走りやすい。

後ろから第2グループのトップが「右から行くよ!」とか言って、何人か抜いてくる。抜いていく選手には、自分より明らかにケイデンスが高い人もいた。私が34-27Tだから多分34-32Tくらいを使っているみたい。ここではそれもありかな。それでもその人には抜かれてもついて行けた。

前方に寺さんの後ろ姿が見えだした。しっかりロックオンして、少しずつ近づくよう踏んだけど、なかなか近づいてこない。あと2mくらいになっても詰まらない。ケイデンスも落ちてタレてるように見えるんだけどなぁ。後で聞いたところによると前36Tを使っていたみたいで、ケイデンスは上がりにくかっただろうな。淡々とペースを守っていたとのこと。

2016_03

ようやく差を詰めて一気に追い抜いて、前だけを見る。練習ではいつも負けているので、いつもならぴったりへばりついて粘る作戦なんだけど、積極的に行ったことで、そのあと寺さんもまた私を抜いて抜かれてを何度か繰り返すことになりペースが落なかったのが良かったかもしれない。僕にとってはいいアシストだった。

激坂区間とはいえ斜度が緩むところもあり、本当はそこで足を休めたいけど、休めたらあかん、ひとつギアーを上げて負荷を継続させ心も体も踏ん張るところ、といつも思っている。

激坂区間が終わり大台ドライブウェイに出る。ここからは登りの緩急が繰り返されリズムが変わる。下るところもあり、選手の間隔も離れてくる。前にいる選手をひたすら追いかけ、後ろから抜いてくる選手がいたら、すかさず後ろについて高速巡航の恩恵に預かる。ちぎれそうになって諦めて離れていった、と思ったら後ろから選手が抜いてくる。どうやら自分の後ろにもへばりついている選手がいたみたいだ。すかさず後ろについて、さっきちぎれてしまった選手に追いつく。

この区間は2回目のロードレース。ちぎれても諦めたらダメだ。頑張って追いかけたらまた追いつく。追い抜いてくる選手のゼッケンを見ると第2グループなので、自分より2分は早い選手。ここについていければ絶対タイムは上がる。と自分に言い聞かせて踏ん張った。

寺さんともほとんど同じところを走っていたけど、少しあいだがあいてしまう。

サイコンの距離を見ると26km付近なのであと2kmくらいかなと思っていたら、なにやら応援の人たちがいる。おや?っと思っていたらコーンが並んで、ゴール前の上りに入ってしまう。見慣れた光景。第1回大会から参加しているので15回も見たはずなのにオレとしたことが・・・

寺さんとの差も詰められずダンシングでラストスパートして無事ゴール。

ゴール地点にいた寺さん、ローズH瀬と握手してゴールを味わった。

タイムを見ると1時間22分半くらい。信じられなかった。去年は25分くらいだったので、2分半くらい縮んでいる。サイコンの距離も短いし(26.5kmになっていた)どっかで間違ったんじゃないやろか。下ってリザルト見るまで安心できないので、半分だけ喜んでおいた。

頂上で、荷物を受け取りスポドとそうめんをいただき次々上がってくる選手で労をねぎらう。

ゴールの喜びと開放感でハイテンションだ。

一番最初のグループで下山開始。足がパンパンなので下山の時のわずかな登りもしんどかった。もうええわっ、って感じ。

下る途中K野塾のメンバーで記念撮影。綺麗な景色のところで撮ったつもりが後ろの景色が全然写ってないや。

201617

下山後すぐに張り出されたリザルトをみて、年代別3位を確認。

去年よりタイムが上がっていたので2位くらいかなと期待していたので、ちょっと残念だけど表彰台に立てることは素直に嬉しいかった。

201616

2位と1分差、1位とは1分7秒差。おしい!

去年の優勝タイム、1時間23だぜ。レベルが上がっているのかな。いつまでたっても第三の男だわ。1分の差は来年の宿題にしておこう。

自転車で車を置いてある小学校に向かい、自転車を積み込み、着替えて車で会場に移動。河川敷に運良く留められた。

そして表彰式

201613

1位の方は落車で肩を骨折して復活勝利だそう。だれも、同じことやるんやなぁ。失礼ながら親近感が湧いた。

レディースではリンちゃんも3位表彰台。強いわ!

201614

そして、弱虫ペダルことG藤くんは5位

201615

こうして、今年の一番の目標にしていたヒルクライムが終わった。

家に帰る前に、ちょっとだけお高いビールを買った。ささやかなお祝いだ。

来年も頑張ろう!!

2016年9月22日 (木)

大台ケ原ヒルクライム2016参戦記・その1

レポートが遅くなって10日以上経ってしまいましたが、忘備録程度に記録しておきたいと思います。

9月11日、距離28km、標高差1240m、獲得標高(自己計測)1312m

タイム 1:22:23 
56歳以上カテゴリー 3位/69名
総合順位 81位/658名
激坂区間(7.5km、710m) 36:07 79位 

正直、この年齢で自己記録が出るとは思ってみませんでした。レース展開にも恵まれたのかもせれません。

大会前の4週前から1週前まで週に300~400kmのあいだで走り込めたので、練習量としてはいい感じ。ともすれば疲れを持ち越してしまうので、調子がいいか悪いかはよく分からない。1週前に十三峠を2本+暗峠+宝山寺という長短登り4発、69km/2100m登りをやったあとは、極力疲労回復に努めた。
レースの週の前半は無理しない程度に走りこみ、後半で休養というパターンのつもりが、雨降る詐欺にまんまとはめられて、天気予報で雨が降りそうなので電車で通勤したら降らず、しびれを切らして水曜日に大丈夫だろうとジテツウすると会社に到着する直前に大雨にあったり・・・。
予定していた通りはいかないものだけど、水曜日の疲れは木金ですっかり取れた。レース前はやりすぎるくらいならやらないほうがマシ、ということを僕の経験的大原則にしている。

2日前にひどい下痢になってしまい、通勤の乗換駅で2回もトイレに駆け込んでしまった。そういえば去年の大台でスタート前に急に下痢をしてしまい、まほろばチームの宿泊している「ふきや」のおばちゃんに正露丸をもらって事なきを得たことがあったなぁ。気持ち的にはプレッシャーもなにもないんだけど、体は正直に反応しているんだろうか。
念のためその日から晩酌のビールをやめて、食事も極力消化のいいものにする。間食もやめておく。それが、いい方に転ぶこともあるかも、とポジティブに捉えておこう。

大会前日、朝自転車を見るとタイヤがぺちゃんこでスローパンクしている。予備のチューブは1本あるのでとりあえず車に積み込み10時ごろ出発した。
途中橿原のスーパーで飲み物食べ物の買い出しついでの昼食。毎年のパターンになっている。

2時過ぎに受け付け会場に到着、受付を済ませる。シルクの店長がいたので、チューブを売ってもらう。とりあえずこれで交換して予備も確保できた。レース用の軽量チューブじゃないけど、考えようによっては重いチューブでもパンクしにくいからいいや、とここもポジティブシンキング。
宿泊地は会場から3~40分離れてえらい山道を登ったキャンプ地。嫁と2人の宿泊なのでなかなか宿が取れなかった。
201619
いつもなら夕方軽くサイクリングするんだけど、このキャンプ場を下ったら、レースよりきつい坂道を登らないと帰ることができない。ロッジの部屋にローラーを持ち込んで40分くらい回して堪忍してやった。
201620
スタート地点では前夜祭で盛り上がっている様子がFBで上がっているけど、今まで前夜祭に出たのは1、2度かな。

さて、レース当日。4時起床。4時半に朝食に行くと、大半が済ませていた。みんな、早っ!
5時前に宿を出て、受付会場の小学校に車を止め、軽くローラーアップの後、荷物を預けにスタート地点まで自転車移動。
周辺を軽く流しスタートを待った。

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